みなさん、こんにちは。
前回の記事で毒素のチェックについて記載しました。
今回はその毒素の正体と、毒素を外に排出させるデトックスの方法をご紹介したいと思います。
心と体のアーマの蓄積
前回紹介したアーマ(毒素)ですが、何故溜めってしまうのでしょうか?
それは『未消化物の蓄積』が原因です。
未消化物というとあまりピンとこないかもしれませんが、
アーユルヴェーダでは消化しきれずに体内に残ってしまった
未消化物=アーマ(毒素)が溜まって、不調や病気の素になると考えています。
アーマは体だけではなく心にも溜まります。
すっきりとしない、もやもやした気持ちや、後悔、罪悪感、トラウマなど
こういったものが溜まることで、心も消化不良となり
イライラや鬱などの症状を引き起こしやすいと考えられています。
未消化物が出来てしまう原因
それは過多が原因です。
エネルギーに例えてみると、
風(ヴァータ)が吹き過ぎれば、枝が折れたり崩壊の原因に。
太陽(ピッタ)が照りすぎても、木や大地は枯れます。
水(カパ)が多すぎても、大地は根腐れしてしまうでしょう。
このように自然もエネルギーのバランスを取る必要があるように
私たち人間のエネルギーもバランスが大切なのです。
デットクスが健康へのカギ
アーマは普通に生活していても溜まりやすいもの。
あまりネガティブに捉えずに、日常生活の中でデトックスして
アーマを輩出していきましょう。
- 白湯を飲む
朝一番に飲むものをお白湯に置き換えてみてください。生姜のスライスを1・2片入れるとさらに良いです。
便秘の方にもお勧めです。痙攣・喘息・空腹な時は避けましょう。 - 半身浴や運動で汗をかくクセづけ
普段から汗をかける人は、肌から汗とともに毒素も排出されています。
暑い場所ではのぼせて顔が赤くなるだけ、汗が出にくい人は毒素も溜まりやすい人。
半身浴や適度な運動で、カラダに発汗癖をつけましょう。 - お昼ご飯はガッツリ!夜は軽めに
アーユルヴェーダでは、お昼の時間帯(11時〜14時)が最も消化力の高い時間とされています。
1日の食事の中で、消化力の高いお昼の時間帯にしっかり食事を取り
逆に就寝前の夜は軽めにしてみてください。
夜食べ過ぎた日の次の日の朝は、抜いて構いません。 - 心のデトックスは「ストレッチと瞑想」
朝目覚めた時、すぐに布団から出ずにまずはストレッチを。
伸びをして手足をぶらぶらさせ、仰向けのまま舌を出します。
うつ伏せになって、足のかかとでお尻をトントンと叩きます。
猫の伸びのポーズをしてから起き上がりましょう。
瞑想の時間は、朝食の前や夜の就寝前が適しています。
風の音や小鳥の声、お気に入りの音楽を聴きながら出切れば10分ほど
リラックスしましょう。 - オイルマッサージを習慣に
無色透明のごま油を乾いた肌にすり込むアーユルヴェーダのオイルマッサージ、“アビヤンガ”。
ごま油は太白ごま油を使用してください。
全身が大変な時は、疲れている部分だけ(肩・腰・ふくらはぎだけなど)にすり込むのもOK。
無理せず続けやすい方法で続けてみましょう。
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